• 明星大学
  • 明星中学校・高等学校
  • 明星小学校
  • 明星幼稚園
  • 学校法人明星学苑

学校法人 明星学苑

  • サイトマップ
  • お問い合わせ
  • 交通アクセス
  • HOME
トップ明星学苑報学苑報NO.33>明星小学校創立60周年記念式典

明星学苑報WEB版

明星小学校創立60周年記念式典

 1950(昭和25)年4月に開校した明星小学校の創立60周年を祝う「明星小学校創立60周年記念式典」が、2010(平成22)年11月20日に府中校の児玉九十記念講堂にて挙行されました。当日は150名近いご来賓の方々、そして約700名の児童が一堂に集い、“二部構成”による盛大な式典となりました。

 第一部は来場者全員の「凝念」による厳かな雰囲気で開式。国歌斉唱を挟み、まず学校法人明星学苑の蔵多得三郎理事長から挨拶がありました。

 60年は人間で言えば還暦にあたる大変長い年月です。明星小学校が創立した前年には、私立学校が発展するための大きな岐路となった「私立学校法」が制定されました。その際に小学校創立者である児玉九十先生も多大な尽力をされたわけですが、この私学法によって、「自主性を重んじ、公共性を高める」ことこそ私立学校のあるべき姿だと明示されたのです。この一見、相反する「自主性」と「公共性」とを調和させることは、本学苑の建学の精神「和の精神のもと、世界に貢献する人を育成する」にも謳われる“和の精神”そのものと言えます。先日、プロ野球の日本シリーズで千葉ロッテマリーンズが日本一になりましたが、西村監督が掲げたモットーも「和の精神」だったそうです。いろいろな個性の強い選手たち一人ひとりと話をし、選手たちの気持ちをひとつにまとめたからこそ、日本一という結果につながりました。明星小学校でも児童一人ひとりへの人格接触による手塩にかける教育を大切にし、個々の才能を引き出し、育て、社会に送り出すことを信念としております。今後も児玉九十先生の教育方針を継承し、明星小学校ならではの教育に邁進してまいる所存です。

 続いて明星小学校の菅野秀二校長からの挨拶です。
 明星小学校は、昭和25年2月3日に認可がおり、4月に開校。第1・2学年で計70名、明星幼稚園の2室を借りてのスタートでした。同年9月に新校舎3教室が完成。昭和44年4月には、全学年3学級編成となりました。そして平成14年9月から現校舎での学校生活が始まっています。また、第1回卒業式が昭和30年3月に挙行され、男子25名、女子10名、計35名の卒業生を送り出しました。以来、月日を重ね、いまでは6,128名の卒業生がおり、児童数も約700名という規模の学校へと成長しています。60周年を迎えるにあたり、先日、教職員や卒業生と話をした際に、「児玉九十先生の教育を受けられて本当によかった」「明星は心のふるさとだ」といった言葉を聞くことができました。いつの時代においても「誇り」にしてもらえる明星小学校でなければなりません。これからも児玉九十先生の教育への思いを大切に、そして子どもたちの笑顔を大切に、教職員全員で新しい歴史を築いていきたいと思います。


 多数のご来賓を代表し、日本私立小学校連合会の清水良一副会長と府中市の野口忠直市長より祝辞をいただきました。
 全国の私立小学校176校を代表し、また日本私立小学校連合会の平野吉三会長に代わり、祝辞を述べさせていただきます。私は以前、明星学苑の創立50周年のお祝いとしていただいた本をいまも大切にしております。そこに児玉九十先生は、教育に一番大切なことは、心のふれあいによって魂を育てることだと書かれており、その第一歩が「挨拶」から始まると説かれているのです。実際に、先ほど学校にやってきた私に対し、児童たちが笑顔で「おはようございます」と挨拶してくれました。とても気持ちよい気分になりました。九十先生の教育がしっかり根付いているのですね。許されるなら、明星小学校の創立60周年をこの場にお集まりのみなさんの大きな拍手でお祝いしたいと思います。(場内大きな拍手)本当におめでとうございます。

 創立60周年を迎えた明星小学校では、「凝念教育」「心の教育」「道徳・躾」「体験教育」、そして正しく視、正しく聴き、正しく考え、正しく言い、正しく行う「五正道」を大切にし、教育目標である「正直なよい子の育成」に優れた成果を残されてきたことは、誠に喜ばしいことです。これからもどうか、次代を担う子どもたちのすこやかなる成長にご尽力いただきたいと思います。また在校生のみなさんも、明星学苑の校訓「健康、真面目、努力」の精神のもと、明るい将来へと羽ばたいてください。明星小学校が60年におよぶ良き校風、歴史を今後も引き継ぎながら、ますます発展、成長されますことを祈念し、祝辞とさせていただきます。


 祝電披露に続いては、児童を代表して6年生の橋本京之介くんから、児童お祝いの言葉です。

 明星小学校が創立60周年を迎えた喜びを私たちもこの胸に感じています。また明星で学び、明星を育ててくださった方々とともに、喜びを分かち合えることに深く感動しています。明星小学校の特色は、まず凝念教育です。授業の始まりや終わり、朝や帰りの際、凝念で精神統一します。このことで真剣に物事を考えることができるようになりました。もうひとつは、五正道です。五正道に沿った正しくやるべきことを行うことで目標ができ、実行する力が身につきます。私たちはこれからも「正直なよい子」をめざし、日々努力を続けていくつもりです。



 記念品の贈呈では、まず明星小学校PTAから「児玉九十先生の肖像画」の目録が、木村多秀会長より菅野校長に手渡されました。この肖像画は、明星大学造形芸術学部の冨田洋美教授が描かれたもので、まるで写真を見るかのような作品です。
 明星小学校同窓会からは「校旗」の目録が、芝辻義治会長より菅野校長に手渡されました。色鮮やかで真新しい校旗は、これからの明星小学校の輝かしい前途を表しているかのようです。


 その後、全員で明星学苑賛歌を斉唱。そして凝念を行い、第一部は無事に挙行されました。


 第二部は、児童による発表が行われ、式典に華を添えました。
 最初はマーチングバンドによる演奏です。舞台狭しと移動しながら演奏するパフォーマンスに、会場から大きな拍手が送られました。
 続いて児童による合唱です。まず舞台にあがった6年生が『平和の鐘』を披露。最上級生らしい堂々とした歌声が講堂内に響き渡りました。そして2曲目は観客席の1〜5年生も含めた全校生徒による『星のみちしるべ』です。実はこの楽曲は、音楽科の助川恵美教諭が、小学校の創立60周年を記念して作詞・作曲したものです。「明星」のフレーズが印象に残るこの曲は、これから時を経て歌い継がれていくはずです。




 こうして明星小学校創立60周年記念式典は、滞りなくお開きとなりました。その後、学内のカフェテリアで祝賀会が開かれ、懐かしい先生方から「想い出の話」をお聞きできるなど、とても印象に残る1日となりました。