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トップ>明星学苑報>学苑報NO.37>特別インタビュー
明星学苑報WEB版

― この度は二部リーグ優勝・一部リーグ昇格という快挙を達成され、

  本当におめでとうございます。

 

一同 ありがとうございます。

 

山田 たくさんの教職員や今までお世話になっていた方々からお祝いや励ましをいただきました。この場をお借りして、改めて感謝申し上げます。

 

 

― 一部リーグ昇格の原動力は何だったのでしょうか。

 

佐尾山 山田監督が意欲のある選手たちの入学を実現させたこと、浜井助監督がピンチでも慌てず、動じない選手を育ててくれたことが、この二部リーグ優勝・一部リーグ昇格

 

という結果に繋がったと思います。

 

浜井 意欲のある選手が多く、選手と監督が心を一つにして戦うことができた結果です。

 

 

まさに連携プレーですね。
  試合での強みと勝因は何でしょうか。

 

浜井 投手力だと思います。守りから入る野球、そして「我慢すること」を重視しています。その結果、ほとんどが僅差の試合になりました。選手が気を抜かず、我慢して良くやってくれたことが勝因だと思います。

 

佐尾山 浜井さんはよく「泥臭い野球をしろ」と言っていましたよね。その言葉に込められた「格好良くなくて良い。落ち着いてプレーをしよう」というメッセージを選手たちが良く理解し、地に足をつけてやってくれたのだと思います。

 


― 指導するときに気をつけている点など
  ありましたらお聞かせください。

 

浜井 やはり、選手である前に学生であるということですね。山田監督もよく言われているのですが、しっかり講義に出席しているかなど気に掛けています。そして部活動では「グラウンドに出たら油断しないように」と言っていますね。練習中に気を抜くと、ちょっとしたことで怪我をしてしまいますから。私たちが野球に集中できるような環境作りをするので、選手たちには伸び伸びと練習をして欲しいと思っています。

 

佐尾山 私は「まだまだ潜在能力があるのだから、ここで有名な選手に負けないような努力をすれば良い」と言っています。厳しいと思われるかもしれませんが、学生が社会に出たときにこの考え方や努力をしたプロセスは財産になると信じています。また、山田監督は学生と定期的に面談をして精神的なサポートをしています。

 

浜井 練習面では午後6時から8時半までの時間を有意義に活用できるような練習を考えています。

 

山田 一部リーグの他校はほとんど丸一日練習しているので、それに比べると明星大学はかなり短いですからね。

 

浜井 そうですね。そのため、タイムで制限する練習方法を多く利用しています。例えば「ノックを打ってサードとショートの人はファーストまでに3秒7で、セカンドは3秒2~4で投げるように」というようなものです。そういう細かい指導をして体内時計を作っていくと、選手の潜在能力が自然と引き出せるのです。今後もそのように選手の力となるようなことを教えていきたいと思っています。まだまだ教えることはたくさんあるんですよ。

 

山田 浜井さんには2年前から本格的に明星大学野球部の指導をしていただいているのですが、その前には大昭和製紙とローソンの社会人チームの監督をされていました。そのご経験の中で蓄積された練習メニュー等が書いてある「浜井ノート」は、とても厚かったのを覚えています。明星大学ではまだそのノートの10分の1も実施していないのではないでしょうか。

 

 

― ではまだまだ選手が伸びる余地もあるということですね。

 

浜井 そうですね。新しいメニューも取り入れて練習を始めていますし、十分にあります。これから一部リーグで戦っていく中で、スピードとパワーのある選手を育てていきたいと思っています。


 

野球部で「地域ボランティア活動と震災復興の基金活動等の社会貢献活動」
   をされているそうですね。

 

山田 はい。東日本大震災後に、何か支援ができないかと思ったのがきっかけです。明星大学ボランティアセンターの吉田さんからお誘いを受けて、MCAT(明星コミュニティアクションチーム)と一緒に高幡不動の駅前などで月に一回、 11日を目処に募金活動を行っています。また、学内の方々への「感謝」の気持ちを込めて、少なくとも月に一度は部員全員で学内清掃をしています。震災後から春のリーグ戦までは毎日していました。「感謝~高い人間性を持つ集団であれ~」は、野球部の今年度のスローガンです。

 

 

佐尾山 支えてくださっている全ての方々のお陰で私たちは野球ができているので、それに「感謝」しようというものです。そのスローガンをグラウンドに掲げ、それに恥じないように練習しようと考えました。


山田 入替戦の時も野球部を支えてくださった方々への「感謝」を感じました。と言いますのも私は8年前から野球部に携わっているのですが、スタンドで明星大学の学生と職員、教員、保護者、OBが一体となって気持ちを熱くしている姿を初めて見たからです。また、勝利が決まったときのバッテリーが明星高校の卒業生だったことと明星高校のブラスバンドも来て演奏してくれたことには、学苑の一体感を感じました。


 

― 明星学苑報の読者に向けてのメッセージをお願いします。

 

佐尾山 「最後まで諦めないで頑張ろう」ということ、「みんなの力を信じよう」ということは山田監督も浜井助監督も絶えず言っていることですし、私も常に思っていることですね。野球に限らず、常に真剣に取り組むというのは生きていく上で大切なことです。

 

浜井 企業野球の選手と監督をしていた時の話になりますが、社員に声を掛けてもらうことがとても励みになっていました。責任を持ってやらなくてはいけないと思うようにもなります。ですから、学校であれば教職員の方やOBの方に、関心を持っていただき激励してもらうことが心の支えになるのではないかと思っています。

 

山田 「手塩にかける教育」と明星学苑の教育方針にあるように、選手たちは入学してから野球部のスタッフだけではなく、多くの方から声を掛けていただいたりご指導をいただいたりと、4年間育ててもらっています。様々な部分が成長段階であるこの間、今まで以上にご指導やご鞭撻をお願いしたいです。我々も一部リーグに定着してさらに高い頂に登れるように頑張っていきたいと思っています。