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明星学苑報WEB版

 

より充実した、就職支援を。


蔵多
 
昨年12月に発行された「週刊ダイヤモンド」で、明星大学は「大学の支援体制」の22位に、いわき明星大学は「公務員就職率(うち国家公務員比率)」の6位にランキングされましたね。その背景には様々な施策があると思うのですが、両大学の取り組みについてお話しいただきたいと思います。

冨田 明星大学では年に9回ほど、約40社の企業が参加する学内合同企業説明会を開いています。学生は毎回300名ほど参加し、ブースを出展した企業の方々からもご好評をいただいております。

蔵多 かなりの人数ですね。どういったことを期待しているのでしょうか。

冨田 学生たちはどうしても「身近に感じる」=「名前を知っている企業」を求めてしまう傾向があります。ですが、名前が知られていない企業でも優れた企業はたくさんあります。そういった企業と学生の接点を作る機会として、この学内セミナーを開催しています。

蔵多 新しい企業との出会いが生まれるわけですね。それに企業の人事担当者と面接の場以外で話すという経験は、就職活動で重要なことの一つでしょう。

結果が表れ始めた、インターンシップ。

冨田 今年度から2年生を中心にインターンシップの推奨にも力を入れています。学生の自立を目的とした「自立と体験」という授業を始めたことにより、インターンシップに参加する学生が増加し、盛り上がりを見せています。明星学苑同窓生ネットワークのご協力の下、同窓生の方々を通してインターンシップの受け入れ先を拡大できたことも要因として挙げられます。

蔵多 インターンシップから得られるものは何ですか。

冨田 早い時期に社会に触れることで、学生の就職意欲を掻き立てる効果があるようです。事実、インターンシップに参加した学生の方が、そうでない学生よりも、就職率が約20%高いという数値も出ています。

就職率約80%を誇る、就勝プロジェクト。

冨田 また、就職活動に積極的に取り組む意欲のある学生を対象とした『就勝プロジェクト』という取り組みも行っています。基本的なエントリーシートの書き方からプレゼンテーションの方法まで、半年以上の時間をかけて熱心に指導していきます。

蔵多 とても内容の濃いプロジェクトのようですね。終えてみて、成果はいかがでしたか。

冨田 実積として『就勝プロジェクト』を終えた学生は就職率約80%と、高い水準を誇っています。

キャリアアップを総合的にサポートする、IMUビジネスカレッジ

稲熊 いわき明星大学の特徴として、市役所などで公務員として活躍している卒業生が多いことが挙げられます。2010年から開催している『IMUビジネスカレッジ』を2011年度も引き続き開催しています。公務員への就職試験対策を行う「公務員講座」、日商簿記2級を目指す「簿記講座」、ビジネスの現場で役立つパソコンスキルを学ぶ「PCスキル講座」の3講座を用意しました。

蔵多 2010年度のプログラムと比べて、より充実した印象を受けています。

稲熊 公務員講座は公務員を希望する学生のニーズに応えて、簿記講座は卒業生から「簿記が必要になる」という声が多かったため取り入れました。各講座にレベル別コースを用意し、受講生の能力に細かく対応できるようにカリキュラムを組んでいます。これにより、日商簿記2級の合格者も出てきました。

蔵多 卒業生や在校生の声を反映して、毎年パワーアップしているわけですね。反響はいかがでしょうか。

稲熊 今年度も300名を超える学生が参加するなど大盛況です。この講座が入学を決めた理由の一つだったという学生もいるくらいです。

蔵多 いわき明星大学の学生は就職活動も地理的な影響を受けているのでしょうか。

稲熊 卒業生は、首都圏への就職が4割、福島が3割、残りの3割がその他の東北地方といった具合です。そのため、学内の合同企業説明会を開催するだけでなく、関東や東北地方で開かれる学外の説明会に参加するために、年に12回無料の送迎バスを用意しています。

蔵多 金銭面で負担にならず、より多くの企業に接することができるのは、学生にとって大きなメリットとなりますね。

稲熊 地理的な課題の他、いわき明星大学の課題の一つとして、就職活動のスイッチが入りにくい点があります。関東の学生だと、街や駅に採用関連の広告が張り出されるので自然とスイッチが入るものなのですが。そこで、意識付けの一つとして昨年からゼミ訪問を始めました。我々キャリアセンターのスタッフが直接研究室に訪れ、就職の講座やアンケート、質疑応答などを通して、学生の就職意欲を高めようと取り組んでいます。

単位のとれる、キャリアデザインの授業。


稲熊 さらに、『キャリアデザイン』という授業があります。主な目的は、自分の卒業後の進路に向き合うこと。一般的に就職支援の講座は単位が与えられないのですが、学生により多く受講してもらうために単位認定を行っています。

蔵多 学生の反応はいかがでしょうか。

稲熊 授業だけではなく、社会で活躍している卒業生を呼び、講義を行う場合もあり、卒業生たちの話に学生も楽しく学んでいるようです。

蔵多 満足のいく就職先の内定を得た学生は、卒業して2・3年の先輩からの情報を活用したという話を聞いたことがあります。

冨田 そうですね。明星大学でも、卒業生や先輩の話が聞ける『ピアサポート制度』を取り入れています。すでに就職活動を終えた4年生や卒業生に、役立つ就職活動の情報などを話してもらっています。年齢が近い存在からの意見は学生たちも自分に置き換えやすく、就職活動の参考にしやすいようです。

稲熊 また、『2日間で就職活動のすべてが分かる講座』を開設しました。座学だけではなく、メーカーの工場見学へ行き、人事担当の方の話を聞くといったワークショップ形式も織り交ぜ、就職活動の全体を網羅できるような企画にしました。2年生の春休みに開催したのですが、告知から1週間で定員40名が埋まるほど。就職活動に対して、意識の高い子が多いことを肌で感じました。

学生に、“気付き”を与える場に。

蔵多 厳しい就職市場ですが、明星の学生の強みは何でしょうか。

冨田 何よりも勤勉で真面目なことです。キャリアセンターが用意したセミナーには積極的に参加しますし、課題にも一生懸命取り組む学生たちが多いです。

蔵多 企業の方々と話していても「明星から来た子は粘り強くて素晴らしい」という声をよく耳にします。

冨田 一方で、学生自身が自分の将来や就職の意味を真剣に考え、自ら動き出さなければいけません。そして、動かなくてはいけないことに気付き、やる気を出すことが大切なんです。その“気付き”がいつ、どこで、どんな風に起こるのか、これに方程式はありません。ただ、いつ“気付き”が起きても良いように合同セミナーなどをたくさん開催し、できるだけ多くのチャンスを作っておくことが必要なんです。

稲熊 社会への窓口をできる限り広げて、学生たちの前に幅広いチャンスを用意することが私たちの役目です。

冨田 先ほど理事長からもありましたが、様々な企業の方から「良い学生を入社させてくれてありがとう」と感謝されます。明星の学生たちは、社会に出れば間違いなく活躍できる力を持っています。私たちができることは、就職活動という社会の入口へ、学生たちが自ら立ち向かっていくきっかけをつくること。その先の道へと踏み出すのは、学生たち自身です。けれど道に迷ったときは、いつでも頼ってもらいたいと思います。

いわき明星大学の就職支援活動
・キャリアデザイン科目・講座の開講
・公務員・教員対象 採用試験対策講座・模擬試験
・IMUビジネスカレッジの開設
・Webサポート 就活ナビ(e-ラーニング含む)
・学外合同企業説明会への無料送迎
・学内合同企業説明会・採用試験の開催
・インターンシップの実施(県内商工会議所と協力)
・リーダーズ研修
・きめ細やかなサポート体制 (全員への個別面談の実施など)
・就職活動ガイドブックの配布

明星大学の就職支援活動
・キャリアセンター講座の開講
・公務員講座・教職員採用試験対策講座の開講
・インターンシップの実施
・ピアサポート制度(4年生の内定者による支援)
・学内合同企業セミナーの開催
・個別企業説明会兼選考会の開催
・「就勝」サイトの開設
・キャリアカウンセラーの常駐(2011年度より4名体制)