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明星学苑報WEB版




-まずは「クローバー」に参加した経緯をお聞かせください。

高木 子どもの頃から野山を駆け回って体を動かすのが好きでしたので、自然の中でのボランティア活動は楽しそうだと感じて、入学してすぐに参加しました。

黒子 私は2011年の終わり頃から参加しています。きっかけは、理工学部の授業です。日野市の東光寺に草木が生えすぎた場所があり、自然を守るための伐採の効果を体験しました。自然のなかで体を動かすのはとても気持ちが良かったですね。環境を守りながら、学びもある。こういった活動を授業以外でも、もっと続けたいと思いました。

高木 活動は自然が相手なので、陽が落ちてしまうとできません。そのため、現地での活動は土日が中心になります。平日は授業が終った夕方からミーティングをして、活動の報告やこれからの予定などを話し合っています。メンバーは全員で26人。常時15人くらいで活動しています。

黒子 地域の活動は日野市の方と協力して、月に1、2回くらいのペースで行っています。東光寺では、小学校の校庭ほどの敷地に生えた雑草を刈りとっています。範囲が広いので、少しずつ刈り進めています。その他にも緑地の生態系の調査なども行っています。

高木 季節に合わせたイベントを活動内容に盛り込んでいこうと考えています。春にはタケノコ狩りをしました。竹は成長も早いので、放っておくと大変です。そこで竹をただ刈り取るのではなく、「タケノコ狩り」というイベントにして、楽しみながらの活動にしました。やはり楽しくないと続けられないですから、楽しむことは大切です。

黒子 竹を刈り終えると、きれいになった森に適度に光が入って、とても清々しい気持ちになります。終わった後の達成感がとても気持ち良いので、体の疲れも心地良いですね。



-この春には、東京都公園協会賞奨励賞を受賞。活動の幅が広がっていますね。

高木 東京都公園協会賞とは、東京を緑豊かな都市にするための活動を表彰するもので、47回目となった今年の春にボランティア活動部門において奨励賞を受賞しました。絶滅危惧種の植物(バアソブ)の保護や緑地調査など東光寺の緑資源の普及啓発活動を評価していただきました。

黒子 日野市に加えて、あきる野市でも活動を行っています。菅生地区森づくり協議会に参加させていただき、残土置き場の活用法について意見を出し合っています。また、あきる野市の農家の方々のご協力の下、簡単なキュウリの育て方から土づくりまで農業の基礎を学んでいます。

高木 あきる野市のNPO法人と一緒に、地元の小中学生たちとサツマイモ堀りやタケノコ堀りなどの活動も行っています。収穫したサツマイモを「大学芋」にして、明星大学の学祭「星友祭」で販売したところ、大盛況でした。

黒子 東光寺の環境保全活動から、自然を利用して何ができるかを考える、一歩踏み込んだ活動になってきました。東京都が平成20年度に策定した大学生の緑地保全活動を促すことを目的とした「東京グリーン・キャンパス・プログラム」にも近隣の他大学に続き、平成22年度から明星大学も参加しています。他大学の人たちとの交流をこれからもっと増やしていきたいですね。

高木 企業との連携もはじまっています。あきる野市とIT企業のNECフィールディング株式会社と連携して、アカマツ苗木の植樹と不要木の伐採などのボランティア活動を行いました。産学官が連携した自然環境保全活動としては、全国初の取り組みだったそうです。




-さまざまな取り組みが進んでいますね。これからの目標を教えてください。

 

 

 

黒子 先生方のネットワークから少しずつ活動の幅も広がってきました。組織としても大きくしていきたいです。

高木 人数がもっと増えれば、できることも広がります。森の中で竹を切ったり、雑草を刈ったりするのは、なかなか日常生活では体験できません。イメージしにくいと思いますが、一度でも参加してもらえれば、その楽しさがわかると思います。

黒子 ロープの結び方や竹の切り方なども教えてもらったりと、地域の人たちとのふれあいも楽しいですね。

高木 子どもたちとのふれあいも癒されますよ。

黒子 授業では学んでいても、実際にやるまでは木を切ることに抵抗がありました。けれど、伐採して元気になる森を見ることができて、環境保全には必要なんだと実感できました。やはり自分で体験するのは大切だと思います。自然は放置したままでは、いずれ環境破壊につながってしまいます。私たちが自然と共生していくには、常に手入れをしなければなりません。

高木 これまでは上の世代の方々がやってくれていました。けれど、これからは、それを私たちの世代がやらなければなりません。自分たちが暮らしていく環境だからこそ、自分たちの手で守り、育てていかなければならない。これからも自然に携わっていきたいですね。

黒子 私も同じです。いろいろな人とふれ合い、楽しみながら、体を動かす。それが環境保全につながっている。「クローバー」で学んだことをこれからの人生に活かしていきたいです。

学苑TOPICS(明星大学)にもクローバーの活動が紹介されています。